インフラストラクチャ事業部_川本 朋紀

川本 朋紀

川本 朋紀 Kawamoto Tomoki

インフラストラクチャ事業部 2012年4月入社
ネットワークスペシャリスト,情報セキュリティスペシャリスト, CCNP, LPIC Level3

三重県出身。音楽業界からIT業界へ転職。
現在、NW(ネットワーク)の提案・設計構築業務に従事。
社内では、管理職として育成/管理業務を中心に、その他会社の課題の改善、検討に取り組む。

Q:音楽業界からIT業界への転職ですが、なぜでしょうか?また、異分野への挑戦に不安は無かったでしょうか?

音楽の仕事のみでは安定した生活が難しかったため、転職を決意しました。この業界を選んだ理由としては、音楽時代もPCを使うことが多くITとも関連が近い分野でもあると感じたことが大きかったと思います。あまり良く分かってなかったので不安は特に感じてませんでした。笑

Q: 入社してから一番苦労したことは何ですか? また、どのようにしてそれを乗り越えましたか?

炎上案件と言われる色々と問題のある案件の対応したときですかね。初めて自分で考えての設計書作成で進め方がよく分からなかったということと、夜中の2時くらいまで資料作り⇒家で仮眠⇒始発の新幹線で名古屋⇒客先打合せ⇒東京帰って社内で業務…みたいなのが続いていた時期は結構辛かったですが、これを乗り切れば自分の大きな成長になると思ってやっていたことと、周りの人の支援があったから乗り越えられたと思います。特に、ネットワークは私含めて2人でやっていたのですが、もう1人の方がとても優秀で技術、管理、交渉などどれも超一流ですごく助けて頂きましたし、とても勉強になりました。

川本朋紀
「周りの人の支援があって今の自分がある」と語る川本さん

Q: 当時の仕事の経験が今に生きていると感じることはありますか?

机上での勉強ももちろん大切ですが、何事も経験しないと成長しない業界ですので、上記の炎上案件に限らずすべての仕事での経験が今に生きていると感じています。具体的にというと上手く言えないのですが、炎上やトラブル発生中は、特に人間力や能力が発揮されるところだと思いますので、そういう場面で優秀な方の傍で仕事できた経験は、自分のベースの中に生きているのではないかと感じています。

Q: 管理職となり、どのような役割が求められていると感じますか? また、どういったときに仕事のやりがいを感じますか?

まずは部下の育成/管理ですね。チームをまとめること、成長させることが第一にあると思います。特に若い年齢の社員が多いので、管理職に求められる育成管理能力は一般的な企業に比べても高い水準が必要になると感じています。また、管理職である以上、会社の事業方針に沿ってチーム内での戦略を立てていく必要がありますので、トップと認識を合わせてより良い方向へ会社を成長させていくための戦略を立てることも求められていると感じています。

やりがいを感じるのは、部下の成長を感じることができた時ですかね。自分で気付かなかったトラブルシュートを部下が先に発見した時などは、負けず嫌いなので悔しい気持ちもありますが、成長を感じられて嬉しい思いも強いです。笑

あとは、会社が成長している中で、本間社長や三宅取締、他の管理職の先輩方と一緒に今後について考えていけるのは楽しいです。また、本間社長とはマンツーマンで話し合う機会を設けて頂いて、自分の会社に対する思いや考えを親身に聴いて頂けるので、かなりモチベーション高く仕事ができています。

川本朋紀
チームの成長と部下のレベルアップが見えたとき歓びを感じます。

Q: ワークライフバランスを両立するために、日常でどのようなことを意識されていますか?

まず私の中では、家庭最優先ということを常に意識しています。ただし、ワークライフバランスの両立については、会社ひいては常駐先のお客様環境によって大きく左右されることであり、クラスアクト社内であれば、私のような管理職が率先して家庭優先を促進していくことにより、風土として形成していけると思っているので、自分の行動で示すよう意識しています。

常駐先においては、お客さんと良い関係性を築くことができれば、家庭への事情も理解して頂けると思うので、まずは業務で信頼され、プライベートな内容も話ができるような関係性を築くということが大切だと思います。

ちなみに、クラスアクト社も常駐先もワークライフバランスを考慮した働き方を、促進している素晴らしい企業なので、特に苦労することなくワークライフバランス両立できています。休日は息子(4歳)と男二人旅に出かけてしっかりリフレッシュしています。笑

Q: クラスアクトの魅力と課題について教えてください。

魅力は、社員全体の距離が良い意味で近いところですね。役職などにより多少の壁を感じる人もいるかもしれませんが、それも一般的な企業に比べればかなり薄いものだと思っており、帰社日などで社長や取締とも会う機会がありますし、社内チャットでも直接連絡を取ることが可能なところはとても魅力的で良い社風だと思います。距離が近いということは、それだけ自分の意見や思いを伝える機会が増えることにもなりますので、自分で何かを変えていきたいと強い思いを持っている人には、とても働き甲斐のある会社だと思います。

課題は、この2、3年で社員数が急激に増え、それに伴い会社の規模も大きく成長したのですが、それと同時に中堅やベテランなど育成/管理する社員の数が足りなくなってきており、リーダ・管理職を早急に育てることが課題としてあげられると思います。

また、社員数が増え、特に若い力が加わったことはとても喜ばしいことですが、裏を返せば、大人数いる若手社員の技術力の向上という課題にもなると思います。やはり技術者である以上一番大事なのは「技術力」で、これはクラスアクトの行動指針でもあります。そのためには、教育プログラム(FPJやNW研修、SV研修など)、資格取得推進のための活動など、現在取り組んでいるものも含め、様々な角度から社員の技術力向上、加えて将来へのステップアップのための環境を整えていく、という意識をこれまで以上に強く持たなければいけないと感じています。

川本朋紀

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