インフラストラクチャ事業部_佐藤貴紘

佐藤 貴紘 Takahiro Sato

インフラストラクチャ事業部 2013年1月入社
ネットワークスペシャリスト、情報安全確保支援士、CCNA

埼玉県出身。法政大学工学部卒業後、フリーター期間にITについて独学。
その後クラスアクトに入社。
2021年現在、ネットワーク運用保守業務に従事。
管理職昇進制度の制定後、初の管理職として
管理業務および採用課題の改善に取り組む。

 Q:現在携わっている案件の内容を教えてください。

某金融会社インターネットバンキングシステムのネットワークに関して、要件定義から運用保守までを一貫して担当しています。 

日常的に行なっているのは、24時間365日稼働し続けるシステムで障害が発生した際に、最後の砦としてトラブルシュートにあたる業務です。システムの特性上、業務停止=お客様の金銭的&信用的な損害に直結することから、技術力・問題解決力・判断力など、様々な素養が求められます。 

同時に、運用チームのリーダーとして担当システム内で発生する様々な構成変更に対し、要件定義~設計構築~展開~運用開始(その後、自ら運用保守を行う。)まで、いわゆる構築案件と呼ばれる業務も遂行しています。

また、月に一度お客様先へ訪問し、機器の稼働状況や課題解決の為の定例報告会も業務のうちですね。 

佐藤さん1
提案~導入まで幅広い業務に対応してます

 Q:仕事に対するポリシーや大切にしていることはありますか?

月並みですが、仕事の目的意識を大事にしています。 お金を稼ぐため、という話ではないですよ。(笑) 
目的意識、つまり〝なぜ今これをやるのか?″を考え続けることで、数あるタスクの中から優先順位を明確化、同時にタスクの棚卸しをしています。 優先順位を明確にすると次に見えてくるのは、〝このタスクに求められる成果は何か?″。それを正しく認識することによって最大限のパフォーマンスが発揮されます。
弊社の行動指針にもある「プロフェッショナルは顧客の真の要求に応える」こと。それが、私の仕事における根本的な考え方です。 ”なぜやるのか” ”出すべき成果は何か”を突き詰めることは、どの業種でも共通する、仕事をする上での「在り方」だと考えています。

 Q:入社のきっかけはなんですか?

大学時代は半導体などの材料工学を専攻していましたが、いざ就職を考えた時、研究対象が「物」であることに面白みを見出せずにいました。仕事として半導体などに向き合い続けるのはちょっと・・・という思いだけがあったんです。そんな人間が企業に採用される訳もなく、そのまま卒業。フリーター期間に自分を見つめ直し、「人」に関わる仕事がしたいと思うようになりました。

そんな中、父親の影響で幼い頃からインターネットに触れていたこともあり、IT系を意識するようになり、当時アプリ開発で知名度が高かったJavaの勉強を開始しました。特にアプリ開発をやりたいと思っていた訳ではなく、とにかく専門知識への足掛かりにしたいという想いが強かったです。

とは言え、私が親しんできたITとは分野が違うクラスアクトの入社には不安もありました。ですが面接でインフラにも興味を持ったこと、本間社長と三宅取締役のお人柄やフレンドリーな関係性に魅かれ、入社を決めました。 

佐藤さん2
会社の成長と共に成長してきました

 Q:ワークライフバランスを両立するために、日常でどのようなことを意識されていますか?

システム障害時には深夜休日にも連絡が来る業務なので、バランスが保てているのか微妙ではありますが、仕事のオンオフはかなり区別していますね。 

幼い頃からの習慣というか癖なのですが、オフでは極力頭を使わないです。私生活では効率や合理性はあまり重視していません。そのせいで、妻には生活面で負担を掛けてしまっているかも・・・。そういった点で言えば、日頃から意識しているのは妻への感謝かもしれないですね。 

最近は、子どもが寝静まった後に妻と晩酌をしながら、頭を空っぽにしてアニメを見るのが一番のリラックスタイムです。 

 Q:クラスアクトの魅力と課題について教えてください。

自己の成長をしっかりと評価してもらえる人事評価制度が魅力だと感じています。 私が入社した当時のクラスアクトは設計構築案件が主軸の会社で、運用保守業務は評価対象に含まれていませんでした。

しかし、私を含め運用保守に携わる社員が増えたことにより、評価項目そのものが見直され、社員の現状に合わせた項目へとアップデートされました。ここ数年は業界未経験者の採用も盛んになっていることもあり、今も日々ブラッシュアップされ続けています。  

このように会社側から柔軟に寄り添ってくれることで、社員の心理的安全性に繋がり、風通しの良い社風と言われる1つの要素になっていると思います。 

課題としては、個人の推進力に依存する部分が多々あるということでしょうか。 社内活動は自由度が高く手を挙げれば一任してもらえる反面、自力で方針を検討し、それを実行に移す能力が求められます。 場合によっては周囲を巻き込む動きも必要となってくるでしょう。(と言っても、困ったときはもちろん相談できます。) 会社側から指示がないと身動きが取れないタイプの人には不向きかもしれませんね。  

カテゴリー

アーカイブ