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CASE STUDY導入実績

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SUCCESS STORYlogi.cals

長年にわたり増大してきたサーバーインフラを中央集権化するために、logi.cals GmbH は、高度なデータセンターのためにオープンソース技術を選択しました。信頼性の高いサーバー環境を取得するため、同社はCitrix Xen、KVM、ベアメタルサーバーを含む様々なハイパーバイザーをProxmox VEを用いて中央集権化された環境に移行しました。

現代的で、柔軟なサーバーとストレージシステム

1987年からlogi.cals GmbHのエンジニアたちは、工業オートメーションのためのソフトウェアツールやプラットフォームを開発してきました。マイクロプロセッサからマルチコアIPCまで、スケーラブルで移植可能なランタイムシステムがプログラムされてきました。世界中で30,000人以上のエンジニアが、水力発電所や製鉄所、ビル、船、バス、機械などの複雑なシステムを自動化するためにlogi.calsのソフトウェアを使用しています。

同社のITインフラにおいて、新しい方向性を模索する時が来ました。既存のサーバーランドスケープは老朽化しており、アップグレードが必要でした。ハイパーバイザー(Citrix XEN、KVM)やベアメタルサーバー、分散ストレージの組み合わせが利用されていました。主な目的は、現代的で、中央集権化され、柔軟なサーバーとストレージシステムで既存のサーバーランドスケープを置き換えることでした。

要件仕様には"必須"の要件が含まれていました

独自のデータセンターでのプライベートクラウドインフラの構築
重要なシステムに対する高可用性
リソースの適応性が十分に柔軟であること
容易にスケーラブルで拡張可能
包括的なディザスタリカバリソリューション
すべての物理的および仮想サーバー、およびストレージの簡単な監視
個別の調整のためのベンダーロックインがないオープンソースシステム
企業サポートを含む簡単な管理とメンテナンス
予算内での予測可能なコスト

これらの要件を満たすために

これらの要件を満たすために、logi.calsはオーストリアのクレムスに拠点を置くオープンソースのシステムインテグレーターでありProxmoxのパートナーであるSiedl Networksと協力して、彼らのニーズに合ったソリューションを開発・実装しました。

Siedl Networksが提供したソリューションには、中央のFujitsu Eternus DX 100ストレージを備えた2つの新しいFujitsu RX2510サーバーが含まれていました。Eternus DX100は、故障の場合にすべてのコンポーネントをオンラインで交換できるように完全に冗長に設計されていました。パフォーマンスを向上させるために、Eternusに追加のSSDキャッシュディスクがインストールされました。2台のサーバーは、4x 10GBit iSCSIを介してEternusストレージに直接接続され、10GBit Ethernetを介してローカルネットワークに接続されました。Proxmox VEは両方のサーバーにハイパーバイザーとしてインストールされました。

旧Citrix Xen環境の仮想マシンは、ステップバイステップのプロセスで新しいProxmox環境に移行されました。また、物理サーバーも徐々にProxmox VEに移行されました。
現在、会社の仮想化プラットフォーム上で、10TB以上のストレージ容量を持つ約40台の仮想サーバーが運用されています。システムの可用性をさらに向上させるために、仮想サーバーは外部ストレージにバックアップされています。

「Siedl Networksによって実装されたProxmox VEソリューションを
使用することで、私たちのデータセンターは柔軟性があり、
サーバーインフラの動的な要件に簡単に適応できます。
スイッチは合意された時間枠内で行われ、ユーザーは少ない
ダウンタイムをほとんど感じませんでした。
新しいサーバー環境の信頼性には毎日感謝しています」
- logi.cals ソフトウェアディレクター、Marcus Mittermayr

プロジェクトの実装

プロジェクトはSiedl NetworksのProfessional Service Teamによって4ヶ月以内に短いメンテナンスウィンドウで実装され、1年以上トラブルなく稼働しています。サーバーを安全かつ最新の状態に保つため、Siedl Networksが継続的なメンテナンスとサポートを担当しています。

「Proxmox Server Solutionsとして、私たちは柔軟でオープンソース、そしてリーズナブルな価格で企業サポートを提供する信頼性の高い仮想化プラットフォームを求めているオーストリアのソフトウェア開発者を見つけました。さらに、ドイツ語のサポートと同じタイムゾーンでサポートが受けられます」

Robert Siedl: Siedl Networks CEO

logi.cals GmbHについて

オーストリアとドイツに拠点を持つlogi.cals GmbHは、1987年から工業オートメーションのためのソフトウェアツールやプラットフォームを開発しています。主要なソリューションは、logi.CADシリーズのIEC 61131-3プログラミングシステムと、マイクロコントローラレベルからマルチコアIPCまでスケーラブルなランタイムシステムlogi.RTSです。機能制御システム仕様は、ドキュメンテーショントールlogi.DOCによってカバーされています。世界中で30,000人以上のエンジニアがlogi.calsソフトウェアを使用して、水力発電所や製鉄所、ビル、船、バス、機械などの複雑なシステムを自動化しています。logi.calsは、ユーザーが効率的で高品質なソリューションを作成、テスト、管理するのを支援します。
ウェブサイト : https://www.neuron-automation.eu

Proxmoxパートナーについて：Siedl Networks GmbH

Siedl Networks GmbH Siedl Networksは、仮想化、ITインフラ、メールとグループウェア、ソフトウェア配布とパッチ管理、サーバークラスタ、ITモニタリングの分野でのオープンソース技術とLinuxソフトウェアソリューションに特化しています。主要な業務は、Univention、Kopano、SEP Sesam、Proxmox VE、OPSI Server On Premisesのソリューションのインストール、移行、メンテナンス、サポートです。これらはデータセンターまたはクラウド内で実行されます。
ウェブサイト : https://www.siedl.net